N様マンションリノベーションの例 「採光シミュレーション 冬至」と同じ部屋、夏至(6月22日頃)のシミュレーションです。
変化がないので面白くもなんともないですね。
上階のバルコニーが庇となって、南側窓からは太陽光は差し込んできません。
バルコニーの床に細く明るい部分が移動していくのが見える程度です。
15:30頃からやっと変化が見えます。
西側窓から、初めはベッド、段々部屋の中の方へ太陽光が差し込んでいきます。
結局、日が沈むまで南窓から太陽光は差し込んできません。
夏は窓から出来るだけ熱を入れたくないですから、南側の大きな窓は心配なし、西側窓から入る熱をしっかり遮ってやれば良いことになります。
上の図は夏至、春分(秋分も同じ)、冬至のそれぞれ12時の太陽光の様子を表わしています。春→夏→秋と上階バルコニーに遮られ、室内に太陽光は入りません。
暖房が欲しくなる冬季だけ、光熱費の掛からない「パッシブ暖房器具」になっている様子、伝わりましたでしょうか?
暖房を使わなくても温度低下が少ない理由は以下の関連記事に解説があります。
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